365日後に辞める教員 5日目

三日坊主にならなかったぞーとか抜かした翌日に途切れるという

 

 すんません…。僕の帰り&漫画の案の打ち合わせが遅すぎて、このままではかんだがストレスでぶっ倒れます。ごめんかんだ。ほんとごめん。キレ気味ながら「遅れてもいいなら絵をつける」「白黒になっても文句言うな」「ネタはまとめて何篇ぶんか送れ」と、ド正論かつ泣くほど面倒見のいいことを言ってくれたので、漫画を描いてもらったら再編集します。ちょっと当面は文字だけブログになるかも。

 

 もともとは一日一本ブログを上げたかった僕ですが、今回は邪道を行っても投稿日の前日にさかのぼり、「5日目」を投稿します。4月って大きな行事が序盤にいろいろあるからこのあたりは一個一個書きたいんや…

 昨日、僕が勤める中学校で入学式がありました。あっちにもこっちにも緊張でぎこちない新入生と、めかしこんでウキウキした親御さんのセット。ご一行めっちゃ立て看板に群がって、受付が進まないですよね。どこでもあるあるに違いない。

 

 式の進行中、ふわっと「これがおれの在職中最後の入学式だなあ」って思ったんです。そこから、なんというか、急にこのあとの一年がリアリティを持ってぐわっと迫ってきたんです。

 僕は新入生とはほとんど絡まないことになっています。担任じゃないし授業も持ちません。したがって雛壇に登り、集合写真を撮る彼らは正直、ひとごとみたいな一歩引いた目線で見ていました。でも、明日からは?

 この次の日、新入生たちと同じ制服を着た最終学年が登校してきます。彼らにとって最後の「中学校一学期の始業式」がくるわけですが、「このあとの年間行事はおれもアイツらも、たった一回きりなんだ」という実感が改めて重みを伴って胸に落ちてきたんです。定期試験も文化祭も修学旅行も、おれがやることを把握しておいて事前にいろいろ言ってやって、「もの」の面でも心の面でも準備させといて、「最後の一回」である当日に思いきり楽しんでほしい。「3年のときの行事が一番頑張れた!」みたいに思ってくれればいいな、と、思ってしまったんですよ。

 おれ超いい教師じゃない?(実行できるとは言っていない)

 

 式典では教員も眠くなりがちですが、おれはこれまでにないレベルで素晴らしい態度で校長と来賓の話を聞いていたと思います。目がキラッキラしてた可能性まである。

 ちなみに隣の先生は船漕いでました。歳も近い人だったんで入学名簿でノールック突きして起こしました。